特急存続協議の打ち切りに関する市民の皆様への市長メッセージ
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最終更新日:2021年6月11日
令和3年6月10日(手話通訳付)
6月8日に北陸新幹線敦賀開業後も並行在来線の特急運行を存続するよう求めていた福井県が、
JR西日本との協議を断念したことを受けて、
鯖江市として今後の方針についてお話させていただきます。
この特急存続問題の原点を振り返れば、本市としては、北陸新幹線敦賀開業に向け、
関西・中京圏との往来・交流については、これまでの利便性を担保する意味で、
国が言及した富山・大阪区間を乗り換えなしで運行するとされていた
フリーゲージトレイン運行による収支採算性効果を前提条件にして、
新幹線整備事業を地元自治体として受け入れたものでございます。
しかしながら、JR側の技術的な問題からフリーゲージトレイン運行が断念されたことは、今もって遺憾であり、
新幹線の駅がない市として、無責任な要望をしているのではなく、県益を守る観点からも、
国の責任において特急サンダーバードおよび特急しらさぎの存続と並行在来線への乗り入れを強く求めてまいりました。
特急存続に向けた議論を県としては今後とりやめ、
並行在来線の利便性向上に努めていくとの結論が出たことに関しては、
誠に遺憾ではございますが受け入れざるを得ないものであると考えております。
本市としては、まちづくりとして並行在来線の鯖江駅、北鯖江駅の利便性向上に取り組んでいく方針であり、
今後の市民の幹線鉄道による移動利便性が向上し、まちづくりとして実を結ぶよう、
これら既存駅に対する国等への支援を強く求めていく考えでございますので、
市民の皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
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