ごみ減量化・資源化のための取り組みについての市長メッセージ
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最終更新日:2021年12月28日
令和3年12月28日(手話通訳付)
本市では、今年の5月20日の定例記者会見において、
「ゼロカーボンシティ」を宣言し、
2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指して
取り組んでいくこととしております。
今回、この取組みのひとつとして、
市民の皆様に、ごみの分別を、今一度徹底していただくために
お願いを申し上げます。
一人当たりのごみの排出量につきましては、
以前より、目標値を掲げて減量化に向けた様々な取組みや
広報等による啓発を行ってまいりましたが、
残念ながら平成29年度以降、増加傾向にあります。
また、市では毎年、
家庭から出された「燃やすごみ」の中身を調べる
組成調査を実施しておりますが、
今年度の調査では、「紙類」や「容器包装プラスチック」などの
資源物が33.3%含まれていることがわかりました。
このことは、しっかりとごみを分別していただければ、
燃やすごみを3分の1減らせることを意味しています。
その結果、ごみを燃やすことで発生する
二酸化炭素の排出を削減できるだけではなく、
ごみ焼却に関わる経費が削減されることで
財政の健全化にもつながります。
このような中、市では、全ての市民の皆様と共に、
全力を挙げて「燃やすごみ」の削減に
取り組んでまいりたいと考えております。
そこで、まずは、ごみの分別を徹底していただくために、
苦渋の決断ではありますが、
ご自身が出す「燃やすごみ」に責任を持っていただけるよう、
ごみ袋への記名をお願いしてまいります。
この取組みにより、ごみ減量化の目標を達成すれば、
記名の取りやめも検討することになりますが、
もし、効果が現れない場合は、
分別がなされていない「燃やすごみ袋」を回収しないことや、
ごみ袋の値上げを検討するなど、
段階的に対策の強化を図っていかなければならないと
考えております。
すでに各地区区長会に説明させていただいておりますが、
今後、各町内に対しましても職員が伺い、
丁寧な説明を行ってまいります。
ごみの減量化においては、
行政による大掛かりな取組みよりも、
市民の皆様お一人お一人の小さな取組みが必要となります。
各ご家庭において、「燃やすごみ」、「雑がみ」、「色トレー・その他プラスチック製容器」を回収する袋を一緒に並べておくと
簡単に分別の習慣がつきますので、
試していただきたいと思います。
市民の皆様お一人お一人の心がけ・ご協力が、
持続可能な鯖江市の運営に大変大きく貢献することになりますので、
何卒ご理解の上、ご協力いただきますようお願いいたします。
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