河野茂兵衛家文書
ページ番号:921-545-114
最終更新日:2019年1月17日
1号文書 中村吉富書状(天文23年)
2号文書 景富・景寄寄進状(永禄6年)
3号文書 山内景秋寄進田地坪付(永禄12年)
指定情報
指定 | 《市指定》 平成15年3月1日 |
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所在地 | 鯖江市小黒町1丁目 |
管理者 | 個人 |
時代 | 天文23年(1554)~永禄12年(1569) |
員数 | 3点 |
概要
河野家の所在する小黒町村は長泉寺の山の西側、日野川沿いの村で、近世は福井藩領に属した。河野家は太閤検地以来、小黒町村で居屋敷を免除される中世以来の草分け的な有力農民であり、近世には庄屋を勤めた。
河野家文書はすべて天地31.7cmの巻子1巻になっており、端から鯖江市史の河野茂兵衛家文書の番号で17号、6号、3号、4号、2号、1号の順に並べられている。各文書の長さは大体同じで、それは原文書の上下が切りそろえられた結果とみられる。この巻子は「明治四十二年調製 道広」と記され、このとき作られたものである。これらのうち、1号~3号文書が長泉寺に関係する文書である。
2号文書と、3号文書は長泉寺西泉坊に宛てられたもので、本来は中道院文書(鯖江市指定第70号)と同じ伝来であったとみられる。また、1号文書も長泉寺に直接関わるものであり、『中道院文書』と、『河野茂兵衛家文書』の3点は中世の中道院の最も基本的な資料として重要。特に『河野茂兵衛家文書』では上木氏・鳥羽氏・山内氏など中世の鯖江市域内外の有力武士の名が記されており、彼らの活動を示す文書として貴重である。
- 1号文書 中村吉富書状(天文23年)
- 2号文書 景富・景寄寄進状(永禄6年)
- 3号文書 山内景秋寄進田地坪付(永禄12年)
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