中道院文書
ページ番号:715-902-335
最終更新日:2019年1月17日
1号文書 朝倉義景感状(元亀元年)
4号文書 織田信長朱印状(天正元年)
5号文書 津田元嘉安堵状(天正元年)
7号文書 下間頼照安堵状(天正2年)
10号文書 結城秀康禁制(慶長8年)
指定情報
指定 | 《市指定》 平成15年3月1日 |
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所在地 | 鯖江市長泉寺町2丁目中道院 |
管理者 | 天台宗霊地山中道院 |
時代 | 元亀元年(1570)~福井藩3代藩主松平忠昌時代(寛永元年~正保2年) |
員数 | 11点 |
概要
中道院は、泰澄大師が創建したとされる三嶺山玉林寺三十六坊の一つである。中道院檀家総代河野茂兵衛著「探古」によると、玉林坊を本坊として七堂伽藍が荘厳を極めていたとされる。戦国時代には一乗谷朝倉氏の祖である朝倉敏景が文明年間に寺領2千石を寄進し、長泉寺を朝倉氏の祈願所と定めた。その後も篤い保護を受けたが、天正元年、織田軍により焼失した。再建の朱印状も出されたが、天正2年の一向一揆に際して全山焼亡した。寺域の本格的な再興は江戸時代になってからのことである。
文書は11点あり、朝倉時代3点・織豊期6点・江戸時代2点とバランス良く残っている。朝倉義景・織田信長・下間頼照・小堀正次・伊東長次・結城秀康など歴史上著名な人物の文書が数多くあり、価値が高い。また、2号文書・8号文書などの目録には鯖江市域の地名や寺社名などが多く含まれており、鯖江市の郷土資料として貴重な内容を有している。
- 1号文書 朝倉義景感状(元亀元年)
- 2号文書 西泉坊領目録並朝倉義景裏封(元亀2年)
- 3号文書 馬淵栄政・豊島頼椿連署十分一米請取状(元亀4年)
- 4号文書 織田信長朱印状(天正元年)
- 5号文書 津田元嘉安堵状(天正元年)
- 6号文書 三輪吉如・小河吉兼連署奉書(天正元年)
- 7号文書 下間頼照安堵状(天正2年)
- 8号文書 小堀正次除地書上写(慶長3年)
- 9号文書 伊東長次書状
- 10号文書 結城秀康禁制(慶長8年)
- 11号文書 太田曽兵衛等連署状
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