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春慶寺の石造物

ページ番号:397-985-479

最終更新日:2017年11月28日

指定情報

指定

《市指定 第88号》 平成20年3月7日

所在地

鯖江市米岡町 春慶寺 

管理者

天台宗春日山春慶寺

時代

室町時代~近代

員数 117基

概要

 寺伝によると、春慶寺の前身は泰澄(たいちょう)大師が白山修行に立つ際、立待にあった草庵に名づけた「心敬寺」に由来する。「泰澄大師伝記」では、大師が三十八社より越知山(おちさん)へ通う途中、一草庵であった当寺において香や華を供えて遥拝したことが記されている。平安時代になると天台宗に帰依し、心敬寺を中心に経獄岳(経ヶ岳)一円に修行道場が相次いで建立され、戦国時代になると一千坊がひしめいた。しかし、天正(てんしょう)3年(1575)に越前攻略を目論んだ織田信長の焼き討ちに遭い、現在の寺院だけが残ったとされる。
 正保(しょうほう)2年(1645)の吉江藩成立後は、藩主・松平(まつだいら)昌親(まさちか)の篤い信仰を受け、明暦(めいれき)元年(1655)に寺号を天台宗「春日山 春慶寺」へと改め、同藩の祈願所に定まった。また、元禄時代の文豪・近松門左衛門は、幼少の頃にこの寺の一角を借りて住んでいたといわれている。
 春慶寺の石造物は、室町時代から近代にかけて造立された墓石群である。いずれも笏谷石(しゃくだにいし)(凝灰岩)製で、一石五輪塔(いっせきごりんとう)7基・板碑(いたび)2基・石仏65基・墓石41基・無縫塔(むほうとう)1基・層塔1基におよぶ。室町時代から近代に至る石造物がこれほど多く遺存しているのは、市内でも稀であり貴重である。

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