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神明社神符納龕(廻国納経石龕)

ページ番号:741-281-546

最終更新日:2017年4月5日

神明社神符納龕(廻国納経石龕)

指定情報

指定

《県指定 第325号》 平成19年4月20日

所在地 鯖江市水落町4丁目 神明社
管理者 神明社 
時代 安土桃山時代
員数 1基

概要

 神明社の神符納龕(しんぷのうがん)は、神明社境内の古墳上にある石の(ほこら)で、笏谷石(しゃくだにいし)(凝灰岩)製である。前面に銘文があり、文禄2年(1593)に建立されたことが知られるが、その内容から考えると、もともとは六部の廻国(かいこく)納経(のうきょう)石龕(せきがん)であったものが神符納蔵として使用されてきたものと考えられる。龕というのは仏像、舎利、経巻等を安置する厨子(ずし)や容器のことで、神符とは神社から信徒に授与された護符(おふだ、おまもり)である。
 総高250cm、龕部高110cm、龕部幅135cm、笠高110cm、笠厚80cmの規模を有し、基礎、龕部とも方形で、龕部は板石を縦にして並べている。前面には3枚の板石が使われ、両端の板石の中程には長方形の彫込みをし、上部では飛雲(ひうん)を薄肉彫して、この上に日月を彫り抜いている。屋根は、ベースは方形であるが、その上に鏡餅のごとく円形屋根を2段に重ねている。これは当初のものではなく後補で、その上に宝珠を載せている。
龕部前面には以下の銘文が陰刻されている。
(銘文)
 文禄二癸巳年二月晦日府中勧進帳納重建立
 奉納一国六拾六部 奥州相馬住盛覚上人□
 同本□聖正覚
 同本□聖神力
 橘朝臣内山彦左衛門尉
 □□□□
 □□次郎
 大□三郎
 当社神明神主九郎左衛門尉藤原朝臣守経 (花押)

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