熱中症に注意しましょう!
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最終更新日:2022年7月26日
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められます。しかし、高温多湿な環境にいることで熱中症のリスクも高まります。十分な感染症予防を行いながら、熱中症対策にも心掛けましょう!
熱中症予防×コロナ感染症予防ちらし(厚生労働省)(PDF:560KB)
熱中症予防のために知っておきたいこと(厚生労働省)(外部サイト)
熱中症予防リーフレットR4-1
熱中症予防リーフレットR4-2
1 適宜マスクをはずしましょう
マスクの着用により体内に熱がこもりやすく、マスクによる加湿でのどの渇きを感じにくいため、熱中症のリスクが高くなるおそれがありますので注意しましょう!
- 気温・湿度の高い時は特に注意
- 暑い日にマスク着用が必要な人ごみに行くのは控える
- 屋外で人と十分な距離(2m以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
- マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクをはずして休憩をとる
- のどが渇いていなくても、こまめに水分補給
2 暑さを避けましょう
- エアコンを利用する等、部屋の温度を調整
- 涼しい服装、日傘や帽子
- 少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
- 暑い日や時間帯は無理をしない
- 急に暑くなった日等は特に注意する
3 こまめに水分補給
- のどが渇いていなくてもこまめに水分補給
- 1日あたり1.2リットルを目安に
- 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
- 入浴前後や起床後もまず水分補給を
エアコン使用中もこまめに換気をしましょう
一般的な家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで、換気は行っていません。
- 30分ごとに1回、数分間、窓を開ける
- 窓とドアなど2ケ所を開ける(空気の通り道ができるため効率的)
- 扇風機や換気扇を併用する
- 換気後は室内温度が高くなるので、エアコンの温度をこまめに再設定(室内温度が28℃程度になるように調整しましょう)
※エアコンはつけたまま換気しましょう(エアコンは電源を入れた直後に電力を多く消費します)
※エアコンフィルターを定期的に掃除しましょう(フィルターが汚れていると消費電力が増加します)
効率的な換気の方法について
5 日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定、健康チェック
- 体調が悪いと感じた時は、熱中症になりやすいため、無理せず自宅で静養
6 暑さに備えた体づくりをしましょう
- 暑くなり始めの時期から適度に運動を
- 水分補給は忘れずに、無理のない範囲で
- 「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度
6 家族・地域で声をかけ合おう!
高齢者、子ども、障がい者の方々は、熱中症になりやすいので注意が必要です。
3密(密集・密閉・密接)を避けつつ、周囲からも積極的な声かけをお願いします♪
熱中症の症状
めまい・立ち眩み・手足のしびれ・筋肉のこむら返り・気分が悪い・頭痛・吐き気・嘔吐・体のだるさ・いつもと様子が違うなど
重症になると
意識がない、体がひきつる(けいれん)、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない・走れない、体が熱い
→すぐに救急車を要請してください。
熱中症かなと思ったら
涼しい場所へ
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内等に避難させましょう。
体を冷やす
- 衣服をゆるめ、風通しを良くする。
- 体を冷やす(首、脇の下、太ももの付け根の前面に保冷剤や冷たいペットボトルを当てる)。
- 皮膚に濡らしたタオル等をあてたり、水をかけ、うちわや扇風機等で扇ぎ、体を冷やす。
※救急車を要請する場合も、到着するまでの間、体を冷やしましょう。
水分・塩分の補給
- 水分、塩分、経口補水液などをこまめに補給
※「呼びかけの反応がおかしい」「意識がない」場合や「吐き気を訴える」または「吐く」症状がある場合は、水分を飲ませないでください。すぐに、医療機関に搬送しましょう。
医療機関へ
- 自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。
- 水分・塩分補給しても症状が良くならない場合はすぐに救急車を呼ぶなど医療機関を受診しましょう。
高齢者や子どもは特に注意が必要です
高齢者の注意点
のどが渇かなくても、こまめに水分補給
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上に、のどの渇きを感じにくくなるため、のどの渇きを感じなくても、早め早めにこまめな水分補給を行いましょう。
部屋の温度をこまめに測り、室内温度を調節
高齢者の熱中症は、室内での発生が半数を超えており、室内や夜間も注意が必要です。
高齢者は、「暑い」と感じにくくなる上、暑さに対する体の調節機能が低下し、体に熱がたまりやすくなるため熱中症にかかりやすいです。部屋の温度・湿度をこまめに測り、扇風機やエアコンを使い、室内の温度が28℃前後に保つようにしましょう。
子どもの注意点
子どもは、体温調節能力が十分に発達していないため、熱中症のリスクが高くなります。
また、晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、幼児は、大人以上に暑い環境にいることになり、より注意が必要です。
顔色や汗のかき方を十分に観察しましょう
適切な飲水行動を学習させましょう
日頃から適度に外遊びをし、暑さに慣れさせましょう
服装を選びましょう
顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、深部体温がかなり情報していると推察できるので、涼しい環境下で水分と塩分をとるなど、十分な休息を与えましょう。
「暑さ指数(WBGT)」と熱中症対策
暑さ指数が高くなるにつれ、死亡率が急激に上昇していきます。気温がそれほど高くなくても、湿度等の条件によっては暑さ指数が高くなり、熱中症発生の危険も高くなります。
福井県健康増進課ホームページ(外部サイト)に県内9地点の「暑さ指数(WBGT)」を掲載していますので、参考にしてください。
こちらもチェックして予防・対策にお役立てください。
環境省熱中症情報(「暑さ指数(WBGT)」や啓発資料)(外部サイト)
ちらし「熱中症予防のポイント(外部サイト)」(環境省)
ちらし「農作業中の熱中症に注意しましょう!(外部サイト)」(農林水産省)
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お問い合わせ
このページは、健康づくり課が担当しています。
〒916-0022 鯖江市水落町2丁目30番1号(アイアイ鯖江内)
健康増進グループ
TEL:0778-52-1138
FAX:0778-52-1116
母子保健グループ
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