有害鳥獣捕獲について
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最終更新日:2024年6月26日
有害鳥獣捕獲とは
有害鳥獣捕獲とは、野生動物による農作物被害や住宅被害、人的被害などが確認された場合に、 その被害を起こした特定の個体(加害個体)について、許可を受けることで捕獲を実施できる制度のことです。
本来、自然に生息する野生動物は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」において一切の捕獲を禁止されていますが、狩猟や学術研究、有害鳥獣捕獲など一部の目的については、登録または許可をうけることで捕獲を行うことができます。実際に捕獲を行う際には「銃」や「わな」といった猟具に応じた狩猟免許の取得も必要になります。
有害鳥獣捕獲を行うにあたり、野生動物を「害獣」としてひと括りにして、闇雲に排除することには注意が必要です(特定外来生物など一部例外は除く。)。可能な限り加害個体のみの捕獲に努めることで、被害防止や自然社会のバランスの維持に繋がります。
鯖江市の取り組み
鯖江市では、市内での野生動物による農作物被害や住宅被害、人的被害が発生した場合、有害鳥獣捕獲隊による防除対策の指導や有害鳥獣捕獲の実施を行っています。
被害が起こった際には、まず相談をお願いいたします。
ご相談の際に、
(1)いつごろから被害が発生しているか
(2)どのような被害が発生しているか
(3)臭いや足跡など痕跡があるか
(4)住所と連絡のとれる電話番号
をお伺いします。情報の聞き取りにご協力をお願いいたします。なお、野生動物が道路を歩いていた、鳴き声がうるさい、気味が悪い、などの情報だけですと対応しかねる場合があります。ご了承ください。
床下 |
天井裏 |
特徴的な痕跡など | 夜行性 | |
---|---|---|---|---|
シベリアイタチ |
△ | ○ | 臭腺からの独特の臭い |
|
タヌキ | ○ | × | ため糞 | △ |
キツネ | ○ | × | 足跡(一直線に並ぶ) |
△ |
ハクビシン | △ | ○ | ため糞(水辺) |
○ |
アナグマ | ○ | × | ため糞・むしったような堀跡・冬眠する | |
アライグマ | ○ | ○ | 人間の手のひらのような足跡・冬は活動鈍化 |
△ |
イノシシ | × | × | 重機を使ったかのような堀跡・足跡(蹄+副蹄) | |
ニホンジカ | × | × | 足跡(蹄のみ) | |
ツキノワグマ | × | × | クマ棚・大人の指二本の太さの糞・冬眠する |
・天井裏の足音について:ハクビシン、アライグマの場合、階上で家具を動かしているような「ドカドカ、ガタガタ」という派手な音がします。イタチは「トットットッ」と軽やかな音です。
相談窓口 | 所在・電話番号 |
---|---|
鯖江市農林政策課 | 鯖江市西山町13-1 |
鯖江市農林政策課 |
鯖江市桜町3丁目7-20 |
有害鳥獣捕獲の実施は、相談される方による防除対策(侵入路を塞ぐ、畑や家庭菜園を電気柵やネットで囲う、等)を行うことが条件となります。
有害鳥獣捕獲の申請
鯖江市有害鳥獣捕獲隊
鯖江市では、有害鳥獣捕獲を実施するにあたり、猟友会から選抜されたハンターと、狩猟免許を取得した市職員で構成する「鯖江市有害鳥獣捕獲隊」を編成しています。
ご相談をうけて現場を確認させていただく際には、鯖江市有害鳥獣捕獲隊の隊員が訪問します。
参考情報
お問い合わせ
このページは、農林政策課が担当しています。
〒916-8666 鯖江市西山町13番1号(市役所別館3階)
農林振興グループ
TEL:0778-53-2233
FAX:0778-51-8153
農地管理グループ
TEL:0778-53-2234
FAX:0778-51-8153
里づくり支援グループ
TEL:0778-53-2232
FAX:0778-51-8153
鳥獣害のない里づくり推進センター
TEL:0778-51-2110
FAX:0778-51-2420